コラーゲン、足りてますか？
最近の美容ブームに伴い、「十六穀米＋寒天」で健康ダイエット生活を続けている人が多くなりました。通販でも沢山に体に良い商品が揃っていますよね。コラーゲン食材との食べ合わせがいいお米も通販で種類豊富に揃えてあるのを目にします。
女性が健康を維持したいと考えるのは、もちろん美肌のため。美肌に欠かせない材料として「コラーゲン」という言葉を良く耳にするようになりました。また、健康の面からいってもコラーゲンは大切なタンパク質のひとつと言えます。では、何故コラーゲンが体に良いのか？皆さん、その具体的な理由をご存知でしょうか？「最近ブームだから」「ただ、何となく良さそう」と思っている人が多いように感じます。ここでは、コラーゲンが何故体にいいのかそのメカニズムと、コラーゲンを豊富に含んだ料理にはどういうものがあるのかをご紹介しているサイトです。今まで安易に考えていたコラーゲンの存在が、大切な存在に変わると思いますよ。
鶏肉や豚肉は太りにくいと言うことから食べている方もいると思いますが、鶏や豚にはコラーゲンだってたっぷり入ってるんですよ!!料理といえばナイフや包丁を使うイメージですが、切り分ける為だけの用途として使う場合も多く、料理は難しいと考える方でも意外と簡単に出来てしまうものです。お肉料理でも人気の餃子ですが、餃子の通販でコラーゲンたっぷりの餃子が売ってるとか!!今はグルメ通販サイトも沢山ありますから、美容・健康に良いものを探してみるとたくさんみつかるかもしれませんね。３０代・４０代からは特に敏感にスキンケアやアンチエイジングというキーワードに反応してしまいますよね。
コラーゲンの起源
コラーゲンの歴史は長く、これほど日常生活に密接に結び付いている物質は少ないのではないでしょうか。しかしその反面、コラーゲンに関する文献、資料はとても少なく、そして実際に各分野にコラーゲンの基本的特性と実用性を兼ね備えた資料はほとんど残されていないようです。コラーゲンは古代エジプトの、にかわ製造にその起源を発していると言われております。主に接着剤に利用されていたようです。工業的規模で生産が始まったのは、1690年のオランダが最初であると言われています。1700年代のイギリスにおいてはコラーゲンが主要産業になり、さらに1800年代に入るとフランス、アメリカ、ドイツなどで完全に工業化され現在に至っています。
1800年ごろまでは主原料が皮であったのが、1841年にイギリスで脱灰牛骨(オセイン)の製造技術が確立され、19世紀初頭には工業的な骨コラーゲンの製造も開始されました。そして19世紀後半、写真乳剤にコラーゲンが応用されるに至り、コラーゲン工業はさらに発達していくのです。日本での工業化は欧米より遅く、1900年代に入ってからとなり、それほど古い歴史があるというほどでもありません。この理由の1つとして、日本では古来、寒天が食用として利用されていました。寒天は、5000年以前より用いられており、コラーゲンが取り入れられるようになったのは約100年ぐらい前ではないかと考えられています。
コラーゲンを定義するとすれば「動物の白色結合である皮や骨を構成する主要タンパク質を、部分的加水分解にて得られたタンパク質」となります。語源は、ラテン語のＧＥＬＡＲＥ(煮凝り)に由来しているのではないかと言われています。さて、このコラーゲンに関して、テレビ、ラジオ、週刊誌、新聞の広告等で誰もが一度は目にしたことがあるのではないかと思いますが、コラーゲンは健康食品と化粧品及び健康ドリンク類に良く使われています。
私たちの身体を作っている60兆個の細胞をレンガの壁、レンガを積み上げるセメントをコラーゲンに例えてみましょう。そうすると、セメント役のコラーゲンが老化すれば、当然レンガの壁である細胞はもろく壊れやすくなりますし、補修をしなければ壊れてしまう結果になります。このレンガを繋ぎ固定するセメント役のコラーゲンは、体中のあらゆる細胞をつなぎ止める働きをしているのです。コラーゲンは動物の骨、皮などに含まれるタンパク質で、身体の全タンパク質の30％を占め、皮膚では70％にものぼるのです。肉や魚を煮るときにできる「煮凝り」。日本一の長寿県、沖縄ではコラーゲンを多量に含むブタの皮や骨が、食生活に上手に取り入れられていることをご存知だと思いますが、その骨や皮から溶け出したものがコラーゲンなのです。
コラーゲンが熱によって変性したものがゼラチンでゼリーの原料になりますが、同じくゼリーの原料となる寒天とは別物となります。寒天は植物繊維の多糖類、コラーゲンは動物線維のタンパク質に分類することができます。清涼飲料水や健康食品に添加するコラーゲンは微量で、又その多くは独特の脂肪臭を消す為の処方であることの方が多いと言えます。
最終更新日:2021/7/15